茅葺長屋門修復プロジェクトクラウドファンティング
長屋門修復プロジェクトクラウドファンティングも昨日PM11:00に終了。多くの人々の好意で当初目標額¥8,000,000を遥かに超える支援総額11,397,000円となり成功裏に終了いたしました。これからいよいよ修復に向けたプロジェクトが始まるそうです。無事に修復が出来ることを祈るだけです。もし、この記事を見てご支援をいただいた方がいらしたら主催者になりかわりお礼申し上げます。リーチと濱田の長屋門のいく末を見守って行きたいと思ってます。
建物は定期的なメンテナンスが必要ですし、濱田庄司の遺産は濱田家の私邸のこの長屋門だけでなく美術館「益子参考館」にも修復が必要な建物や所蔵品が多々あります。「参考館」は濱田庄司の目で認めた世界の色々な工芸品が集められ濱田のコレクションを公開するために出来た美術館です。かなり貴重な工芸品が収められています。しかし、2011年の「東日本大震災」で建物や収蔵品に被害があり建物は世界からの支援で回復出来たものもあったのですが、「上台」と呼ばれる豪農の家をゲストハウスとして移築した茅葺の建物も茅が大分傷んでいるので修復をこちらもしなくてはならないのです。所蔵品もです。一個人のコレクションといういうことでは括れないとても貴重な収蔵品もあり、今後、こちらもなんらかの形で修復、再展示ができる様になって欲しいものです。
かつての濱田邸の長屋門
益子参考館正面入り口
痛みが未だ進んでない頃の「上台」
所蔵品の縄文土器と中国の彩色土器
3〜6世紀のエジプトのコプト織
李氏朝鮮の鉄絵瓶と英国のスリップウエア、沖縄の厨子甕
収蔵品の極一部です。
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