長屋門修復6

いよいよ茅葺き屋根の葺き替え補修が始まる。(10/3時点では葺き替え作業が進んでいる後にレポート)足場も組まれ後は葺き替えを待つばかり。作業が始まる前に足場に登らせて貰い屋根の状況を見る。やはり長年の風雨に晒され茅の傷みが激しい。今までもおおよそ25年位で葺き替えをしていたそうである。葺き替えといっても前面の葺き替えではなく痛みの激しいところの葺き替えだったそうだ。今回も前面の葺き替えではなく傷みの激しいところの葺き替え出そうだ。といっても何層も葺いてある茅の表面に近い部分と軒のは前面に葺き替えられる。やはり軒先は雨水が溜まりやすく特に北側の屋根は日陰になるので痛みが激しい。

足場が組まれた長屋門。6枚目の画像は資材運搬用の手動式エレベーター(?)「人は乗るな」という意味の張り紙がされていた。新旧の茅の上げ下ろしに使われるのだろう。

表側と裏側の状態。北側の傷みが酷い。2枚目の画像が北側


東西の煙抜き。この大きさの長屋門には珍しく「破風」がある。元から有ったものかそれとも移築時に付けられてものか全く資料がないそうだ。

北側の傷みの激しい部分。後に屋根裏に入ったが(それは後日に!)軒桁といってよいか分からなが、茅の軒先きを支える部材も痛んでいるようで修理するそうだ。

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