梅瓶に花桃
もうすぐ雛祭り。梅瓶に花桃。
梅瓶は宋の時代に始まり、日本でも珍重され、鎌倉期には瀬戸で盛んに焼かれた。黄瀬戸の「瓶子」が有名。各地の豪族の館後から出土している。
主に酒器と使われた様で、その形は神社の御神酒徳利に名残りがある。
しかし、この形は正直酒器には向かないきがする。中国では宋以来色々な形(基本的な上部が膨らんで下部が窄まっている形は継承されている様)
彼の地では何に使われたのだろか。
その辺りは浅学の悲しさで未だに知らない。ただ、なんともこの形には引き寄せられる。先達の陶芸家も沢山作陶しているが、自分なりの「梅瓶」を作ってみた。
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